■
用語辞典
※知りたい文字をクリックすると、その説明へジャンプします。
01.
安南焼(あんなんやき)
08.
釉(うわぐすり)
02.
染付(そめつけ)
09.
セラドン(Celadon)
03.
安南染付(あんなんそめつけ)
10.
青磁(せいじ)
04.
蜻蛉手(とんぼで)
11.
安南青磁(あんなんせいじ)
05.
絞手(しぼりで)
12.
白磁(はくじ)
06.
貫入(かんにゅう)
13.
呉須(ごす)
07.
赤絵(あかえ)
14.
高台(こうだい)
1.安南焼
(あんなんやき)
安南(中国から見て暑いところ・・・ベトナム)から渡来した焼き物の称。
我が国と安南は室町時代の後期から江戸時代の初期にかけて相当の交通があり、
この船で運ばれた焼き物も東京・安南・占城地方で産出されたものであろう。
昔から安南ものとして茶人の間で愛玩されているものに
無地安南と呉須安南の2種類があり、どちらも侘びた趣に富んだものである。
安南焼として伝えられる物には染付のほかに青磁・赤絵安南もある。
ページの上へ戻る
2.染付(そめつけ)
白い生地に、呉須と呼ばれる酸化コバルトを含む顔料で文様を描き、
上から透明の釉薬を掛け、焼成します。
呉須は黒っぽい鉱物ですが、焼くと藍色に変化するため、
ベトナムでは染付のことを青花(ホアラム)と呼びます。
シンプルで清涼感があり、飽きがこないのが染付の魅力です。
ページの上へ戻る
3.安南染付
(あんなんそめつけ)
安南(ベトナム)で焼かれた陶磁器の総称です。中国の影響を受けたベトナムでは、
14〜15世紀から染付が作られtました。
灰分が非常に多い釉薬を使っているために流れやすく、
釉薬とともに呉須の文様も流れてぼやけたものが多いのが特徴です。
ページの上へ戻る
4.蜻蛉手(とんぼで)
安南染付の茶碗の別称。
蜻蛉の絵が描いてある茶碗からこの称が出たが、
のち広く呉須が散って模様が極めて不鮮明な安南染付茶碗のことを総称するようになった。
ページの上へ戻る
5.絞手(しぼりで)
染付の藍の線が滲み散って現れたものを言う。
安南焼によくみられる。
ページの上へ戻る
6.貫入(かんにゅう)
釉面にあらわれた微少な亀裂のこと。ヘアークラックとも言う。
焼成後の冷却の時に、素地と釉薬との収縮率の違いにより生じる。
ベトナム陶器の多くに貫入がみられる。
ページの上へ戻る
7.赤絵(あかえ)
釉薬を掛けて本焼きした白い陶磁器に上から赤を主にした色釉で絵付けをし、
さらい低火度で焼いたものです。特に赤が主調になっているため、この名が付く。
釉の上に赤・緑・黄などのガラス質透明性の上絵具で文様などを少し盛り上げて彩色する。
ページの上へ戻る
8.釉(うわぐすり)
釉とは、素地中に水その他の液体を吸収浸透させないため、
または装飾のために、陶磁器の表面に被覆されたガラス質の薄層をいう。
ページの上へ戻る
9.セラドン(Celadon)
青磁を意味する英語。また蒼海色の意。
語源については様々の説があるが、エジプトのサルタンのサラディンより転化した称語のようである。※青磁
ページの上へ戻る
10.青磁(せいじ)
青い釉の掛かった高火度焼成の焼き物をいう。
この釉は雑木の灰を成分とし、そこに含まれるわずかの鉄分が還元して青色を呈するのである。
気品のある緑色。太陽の光に当てると翡翠のような光沢がある。
ページの上へ戻る
11.安南青磁
(あんなんせいじ)
安南焼の青磁。
ベトナムのハノイの博物館の説明によれば、約600年程前に中国の陶工が移住して来て東京(トンキン)に窯を築き、本国から持ってきた釉薬を用いて焼いた青磁であるらしい。
ページの上へ戻る
12.白磁(はくじ)
上品でしっとり感がある。
李朝後期に完成された技法と思われる。
ページの上へ戻る
13.呉須(ごす)
コバルト化合物を含む鉱物の名。
沙のように黒く青緑を帯びている。
これを極細末にして水に溶かし、文様を磁器に書き、上に釉を掛けて焼けば藍色となる。
器上に藍文を付したものを青絵、染付、呉須手などと言う。
ページの上へ戻る
14.高台(こうだい)
お椀・皿などの器底の基台をなす部分。
ページの上へ戻る
参考文献:淡交社 原色陶器大辞典 加藤唐九郎編
■
HOMEへ戻る
■